私たち協同組合長野県解体工事業協会は、平成3年に前身の任意団体長野県解体工事業協会として創立して以来、「解体工事の業種認定」と「解体工事施工技士の公的資格化」を目標に掲げ、(公社)全国解体工事業団体連合会及び傘下の他の都道府県団体との連携を保持しながら組合活動を継続強化して来ました。その結果、平成26年には「解体工事業」が新設されると同時に、「解体工事施工技士」は主任技術者になり得る資格として認められました。長野県発注の解体工事においては、「解体工事施工技士の配置」が入札参加要件とされました。これにより、解体工事中の事故を防ぎ、専門的な技術者に安心して施工を任せられる環境の整備が一層進むこととなりました。
また、令和元年10月の東日本台風による甚大な災害においては、発災から2年にわたって、災害廃棄物の積込み・運搬作業や自治体が発注する公費解体工事に従事しました。
弊協会は、今後とも、資源循環型社会の構築及び国土強靭化の一翼を担う業界の一員として努力する決意でありますので、弊協会への一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
協同組合長野県解体工事業協会
理事長 竹 原 健 二